無事陸地を見つけてオリーブの枝をくわえて戻ってきたことから、白い鳩のモチーフは平和や希望の象徴として愛されてきました。このブローチは、グランドツアー（貴族の子弟が見聞を広めるためにイタリアを旅した）際に持ち帰ったとされる貴重なものです。ピンクのマーガレットは「真実の愛」、イエローは「美しさ」、青い勿忘草は「誠の愛」、白は「私を忘れないで」という意味が込められています。現代のマイクロモザイクとは全く異なります。黒をベースに、背景にはピンクマーガレット、ブルーの忘れな草が散りばめられており、中央には仲睦まじくつがう、平和の象徴の白い鳩とピンクの鳩が描かれています。マイクロモザイクは、テッセラと呼ばれる細かなガラス片を、ピンセットで一つひとつ敷き詰めてつくられています。シルバーのフレームも凝ったつくりで、額縁のようなデザインです。鳩の翼の先は、珍しい、ゴールドカラーで彩色されています。旧約聖書で、大洪水の後、ノアが陸地を探すため飛ばした白い鳩。こちらのブローチはロマンチックな色構成ですが、背景がブラックなので、華美になり過ぎずシンプルに着けて頂けます。アンティーク、イタリア製のマイクロモザイクのブローチです。カテゴリー:ファッション>>>レディース>>>アクセサリー商品の状態: 目立った傷や汚れなし。とても素晴らしいです。鳩の目は赤い色をしており何ミリかのテッセラを埋め込んでいます。こちらのブローチは平和や希望とともに、愛もしのばせたロマンチックなブローチ。ピンクの鳩は女性をイメージし白い鳩は男性をイメージして描かれています。バータイプで針が長めなので、ショール留めにもお勧めです。年代:1840～1880年代頃 ■素材:テッセラ（色ガラス片） シルバー重さ8.3gです。とても希少な品です